昔ピアノを習っていたけど、40代・50代になって再開したいという人は意外と多いものです。しかし5年、10年以上のブランクがあるため教室に通ったほうがいいのか、独学でも十分なのか、どのような練習をすればいいか迷ってしまいますよね。今回は40代・50代でピアノを再開したい人のためにおすすめの練習方法を解説します。
40代・50代のピアノ再開者は、まず目標を決めよう
なんとなくピアノを再開したいと思って家で弾き始めたものの、上手く弾けない、指が回らない、ある程度弾けるけどこんな感じでいいの?と壁にぶつかってしまうことがあります。40代・50代のピアノ再開者は、まず目標を決めましょう。
なぜなら、目標があったほうがどこまで弾けるようになればいいのかゴールが明確になるため、どんな練習をすればいいのかが分かるようになるためです。
目標には、例えば以下のようなものが挙げられます。
・憧れのショパンの「別れの曲」が弾けるようになりたい
・歌謡曲の「いい日旅立ち」が弾けるようになりたい
・将来生まれる孫のために童謡を弾けるようにしておきたい
・今からでもピアノの先生になりたい
・コンクールに出たい
・片手で弾けるようになればいいので、自己満足レベルでOK
目標によっては独学でも十分ですし、ピアノの先生になったりコンクールに出たりしたいのであればプロに教えてもらう必要があるでしょう。
自分はなぜピアノを再開したいのか、どんな曲が弾けるようになりたいのかを考えてみましょう。
ピアノ教室に通ったほうがいい?
近くに大人向けピアノ教室がある、誰かとおしゃべりするのが好き、発表会やコンクールに出たい、プロ並みに弾けるようになりたいという方は、ピアノ教室がおすすめです。ピアノ教室では自分にあったレベルからスタートできるため、初歩的な練習から難しい曲の習得までできます。
ピアノ教室のなかには子ども向けレッスンしかしていないところもあります。大人向けかどうか、通いやすい場所にあるか、費用はお手頃価格かなどをチェックしましょう。
もし体験コースを実施しているところであれば、入会前に体験コースを受講してみてください。
独学ではどんな練習をすればいい?
趣味程度に弾ければ満足、できるだけお金をかけたくない、習い事に通うのが面倒、1~2曲弾けるようになれば十分という人は独学でピアノを練習しましょう。ピアノ再開者であれば、ピアノの基本的な弾き方は分かっているので、教則本や教本で上達のコツを理解すればあとは練習あるのみです!
独学でピアノを練習するときは、自分のレベルに合った楽譜にチャレンジすることが重要です。いきなり難しい楽曲を選んでしまうと挫折してしまうので、簡単に弾けそうな曲を選んで徐々にレベルを上げていきましょう。
独学で練習するときの注意点としては、変な癖が身につかないようにすることです。例えば、指使いが間違っている、楽譜の読み方があっていないという人は、癖をなおさないといつまで経っても上手に弾くことはできません。
40代・50代のピアノ再開者でブランクが長いほど、間違ったまま弾いてしまう恐れがあるので、DVD付き教材など視覚的に正しい弾き方が分かる教本で学習しましょう。
まとめ
40代・50代のピアノ再開者は、まずはピアノを弾く目標を決めましょう。どの程度上手くなりたいのか、どんな曲を弾けるようになりたいのかで、その後の練習方法を選ぶことが大切です。
再開者は基礎的なことが理解できているので、教室に通っても独学で練習してもメキメキ上達します。ぜひご自分にあった方法で上手に弾けるようになってくださいね。
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